2-5 彼は、英単語集を捨てた

2-5 彼は、英単語集を捨てた

 

8月の模試で200点満点中86点だったK君が、

5か月後のセンター試験本番で186点だった……

 

英語の苦手だったN君。彼が最初に行ったことは、英単語集を捨てたこと。

理由はカンタン。

「英単語集で単語を一生懸命暗記していたけれど、英文がさっばり読めるようにならない。そんなことを続けていても、本番に間に合わないと自分で気づいたから。」

そして、英文読解からはじめることにして、大成功した。

とにかく、「ロッケー式英文読解法」の授業を受けて、それを最低、4回は復習した。

第6間の長文読解を設問も合め10年分細かく、完全に読みこなし、出てきた単語も、熟語も、文法も、十分に理解したうえで覚えた。

必死にそれだけをやっていたら、英語に関しては、それだけで、終わってしまった。本番まであと2週間。本当にそれだけ。

気づいたときには、自然に英文読解力がアップしていた。

「あれ、英文が読める!しかもスラスラ!」

それしかやっていなかったので、あわてて、文法問題集をやったら、すらすら進んで、2冊の問題集をやり終えて本番。得点は、186点。ちなみに、昨年受けた時の点数は、なんと! 46点(200点満点中)。

もちろん、 ロッケー式英文読解法で、学習すると「英文読解」だけでなく、「英文法」「英単語」「英熟語」「英語構文」「リスニング」でも、グンと力をつけることが出来るのです。

以上述べてきたとおり、私たちは、実際に授業を行って、そのノウハウを蓄積してきました。

指導する側のノウハウだけでなく、どういう順番で、どういうタイミングで、どういう速さでやるのが、一番効果があるか?

そして、どういうテキストの構成が一番、効率的で効果があるのか?

もし、あなたが、センター試験を受験するのであれば、センター試験の過去間をカンタンに気軽に、ロッケー式英文読解法ではじめることが出来ます。

もし、あなたが、すでに、過去間を解いているのならば、 ロッケー式英文読解法を実行することで、自分でこなすよりも、3倍深く読めることに、ショックを受けることでしょう。

もし、あなたが、全く英語が不得意で、これまで、挫折していたとしても、ロッケー式英文読解法によって、「これなら、分かる」と、その方法が、あまりに受け入れやすくて、拍子抜けすることでしょう。

N君が、第一志望の某国立大学理学部の合格報告に来て、一言。

「先生、英語が不得意だったら、英文読解から始めればいいのですね。英語が読めるようになれば、文法も、単語も分かるわけだから。文法問題集や、英単語集、イディオム集は、英文が読めるようになってから、始めれば、短時間で一気に出来る。まあ、僕は、結局、英単語集とイディオム集は、最後まで、できなかったけれど……。」

受験勉強のやり方はいろいろあるように見えるけれど、実は、大筋は、一通りしかないのです。

実は単純。

難関大学の合格者の多くに、直接、聞いてみると、驚くほど、勉強法が一致しています。

 

医学部や、超難関大学に合格した人も、意外と、標準的な問題を繰り返し、反復学習していることが多い。けっこう、シンプルな勉強法なのです。

しかし、「合格体験記」などをみると、難問の問題集をこなしたとか、難しい通信添削をやってきたとか、さまざまなことが書いてあります。そういった人は、2割程度で、そのほかの合格者は、意外に「シンプルな勉強方法」で合格しているのです。

事実、「ロッケー式」を実行した人は、ほぼ全員といっていいほど、成績が急激に上がっています。

ちょっとではなく、急激に上がっているのです。

どこでもいいから、国公立に受かれば大満足といって、「なんとか、国公立大学に合格する人」から、偏差値を急激に上げて、「有名難関私立大学に合格する人」。国公立医学部合格者まで、レベルはさまざまです。

 

ロッケー式は、レベルに関係なく、英語カアップに役立つのです。

進学校でない県立高校で、238人の定員中、226番だったK君。受験本番8か月前に、初めて彼と出会ったとき、あまりのレベルの低さ(失礼なのですが!)に愕然とし、高3にも、かかわらず、中1の2学期のテキストから初めて、センター本番では、179点で、見事、国立大学に合格しました。(学校の周囲の人も、親も、驚きということ。)

 

また、H君は、英語は不得意ではないものの、50番くらいから、1番へ一気に読解力がアップ。

A君は、それまで、校内平均程度だった英語の実力が、 一気に一番になり、全国記述模試の校内偏差値が、90を超えました。

具体例を挙げればきりがありません。

しかも、この読解法は、英語が得意な人にとっても、大学受験の英語で、高得点をキープするために、絶好の方法であることを、多くの人が証明してくれました。

英語が得意であればあるほど、読むのが速く、しかも、大雑把になってしまう傾向があります。英語がある程度得意な人にとって、180点の壁というものがあります。なかなか、180点を超えることが出来ないのです。そういう人にとってもロッケー式英文読解法がとても有効であることも分かりました。

 

こんなこともありました。英語が全く苦手な0君は初め、「単語も文法も分からなければ、英文なんて読めるはずはない!」と。

確かに、そのとおり。突然、英語長文を与えられて、「さあ、読んでみましょう」といわれても、読めるわけがありません。

しかし、彼が、出会ったのは、「ロッケー式英文読解法」。

この授業を受講開始して、2回目のとき。「これなら、僕にでも読める!」と確信。

この方法だけに集中しよう!

そして、彼は、英単語集を捨てました。

英文読解を文法用語を使って、説明を受けても、さっばり分からないし、○×リーディングとか、テクニック的な参考書や講座は、あふれているけれど、これらは、ある程度英語が得意な人向け。けれど、そうでない人にとっては、いくらがんばっても、得点できないのです。

しかも、受験の英語で求められているのは、かなり細かい部分まで、正確に読むこと。

全体の趣旨を理解しただけでは、残念ながら、得点に結びつきません。

センター試験をはじめ、大学受験の英語は、かなり、細かいところ、微妙なところを聞いてくるので、丁寧に細かく読んでいかないと、点にならないのです。

点にならなければ、行きたい大学にも合格しません。

丸暗記した単語で、「なんとなく」全体の意味が分かったところで得点できない。

大学受験まで、そう時間があるわけではありません。

効果があるか、ないか。それは、実際に講義を聞けば、分かるのです。

ロッケー式英文読解法は、英語が得意な人にとっても、大学受験の英語で、高得点をキープするために、絶好の方法であることを、多くの人が証明してくれました。

というのも、英語が得意であればあるほど、読むのが速く、しかも、大雑把になってしまう傾向があるからです。

大学に入ってからや、社会人になってからであれば、そういう読み方で問題ないのでしょう。あるいは、T O E I C といったものも、むしろ、そういう読み方をする人のほうがいいのかもしれません。

しかし、大学受験に関しては、独特の特徴があります。かなり細かいことや、紛らわしい選択肢。一つ一つ、丁寧に読んでいかなければ、点にならないのです。

ロッケー式英文読解法では、たった6つの記号だけで、英文を読み進めていきます。しかも、この方法は、国公立2次試験の和訳問題でも、十分に通用します。時制などの文法事項も明快に理解できてしまうからです。

そして、「英文が読むのが不得意な」人を対象として始まった方法のため、当然のことながら、予習は不要なのです。不得意なのに、予習を要求すること自体が矛盾。多くの人にとって、予習は、多大な負担であり、予習に追われて、肝心の復習が出来なくなってしまう。

予習と、復習だと、復習のほうが数倍重要であることを忘れてはいけません。

 

想像してみてください。

とにかく、授業を聞く。そして、講師の言われるままに、印をつけていく。単語の意味、熟語の意味は、どうせ授業の中で説明するので、自分で調べなくても、それを聞いて、覚えればいい。調べる時間があるのなら、覚えるほうに時間を使ったほうがいい。辞書は、授業を聞き終わって、単語を覚え、熟語を覚え、それでも、疑問な単語がある場合だけ、調べるようにすればいい。

実際、そこまで、丁寧に解説していくと、センター試験の一つの問題の長文と設間を一通り解説するのに、二時間ほどかかってしまいます。

しかし、そこまで、詳しく解説するので、予習が不要になります。ですから学習全体から考えると、効率的といえるでしょう。

これまで、英文が読めないと思っていた人、あるいは、不得意な人が、英文読解を行おうとすると、予習に時間がかかりすぎ、予習復習が続かないということが多くありました。

しかし、ロッケー式英文読解法の講義では、そもそも、予習を必要としません。ある程度、実力のある人は、模擬試験を受けるときと同じように、さらっと、問題を読んで、設間に答えるだけで大文夫なのです。よく分からない人は、予習は不要。

そして、とにかく解説を聞いて、いわれるままに、印をつけたり、意味を書き込んでいったりするだけでいいのです。

これが、主節で、これが目的格で……、そんな授業や、参考書や問題集で、さんざん学んでも、英語が出来ない人は、余計分からなくなるだけ。

特に、英語に関しては、「ことば」なので、頭がいいとか悪いとか、そういう問題ではありません。単に、学習方法が間違っているだけ。学習する順番が間違っているだけなのです。

英語の先生――学校の先生、塾の先生、予備校の先生、参考書を執筆している先生、みんな、当然、英語が得意です。

だから、英語の先生自体、文法用語に抵抗は全くない。それで、 一生懸命、文法用語を教えようとするわけです。「自分は、英語が好きだから。」

しかし、そこまで、英語に興味がなく、単に、

「英文が読めるようになればいい」

「試験で点をとにかく取れるようになればいい」

「文法用語なんて知らなくても、仕事や、勉強の一つの手段として、英語が使えるようになればいい」

という人にとっては、ますます、英語がいやになるだけです。

それでも、根気よく、勉強を続けた一部の人だけは、主節で、これが目的格で、……など、文法用語だらけの授業や、参考書や問題集で、なんとか理解し、英語を学んでいった。

そして、英語が得意になった。ごく一部の人だけは。

 

確かに、教える側としては、文法用語を使ったほうが教えやすい。

しかし、それは、教える側の都合。

「あまり英語が好きではない」学ぶ側から考えれば、文法用語は、できるだけ避けたいのは当然です。

コレまでの学習を考えても、現在、よく行われている指導方法は、みんなそれなりに、英語が得意な人。

「英語が得意になってから受けるべき授業」と、「よく分からない、なんとなくしか英文が読めないときから、受ける授業」は違うのです。

ロッケー式英文読解法でも、文法の理解は重視していますが、その説明に「文法用語」はあまり使いません。

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