1-5 「まちがい」に気づけば、合格力はアップする

1-5 「まちがい」に気づけば、合格力はアップする

 

まちがい その①

 

数学の問題を一間一間調べながら時間をかけていたら、いつまでたっても問題は終わりません。数学は、パターンを到創日川劃「暗記することが必要です。

というのも、入学試験には、制限時間があるからです。

「数学は、発想力だ!」

入試問題を解くときは、答えを見ないで、じっくり考えたほうがいい

「数学は、思考力だ!」

そのとおりです。

でも、入学試験には制限時間があるので、問題を見てから、多くても数分で、やり方を見抜かなければ、合格点は取れません。事実、センター試験も年々難しくなっていますが、数学の得意な人が一致していうのは、「時間が足りない」ことです。ですから、理解するだけではなく、答えをすばやく出す練習も、訓練していかなければなりません。ケアレスミスも、あまりに多いと制限時間にも影響してきますので、ケアレスミスも極力なくすように、練習する必要があるのです。

「解っていたんだけど、ちょっと計算ミスで……たまたま点を落とした。」

という言い訳は、大学受験では、通用しません。

そのためには、数多くの問題を効率的にさばいていかなければなりません。理解し、暗記することが重要なのです。ですから、入試問題をじっくり考えて解くことに、時間を費やすよりも、ちょっとだけ考えて、わからなければ、答えを見て、その過程を理解し、覚えることの方が大切です。その問題を理解した後は、実際に、答案を書く練習をする必要があります。問題によっては、2〜3度は、丁寧に、復習する必要があります。

 

2分程度考えて分からなければ、答えを見て、解決し、その後、3回くらい、繰り返し復習したほうが効果的です。

パターンを知らなければ、たとえどんなに思考力があったとしても、制限時間内に正確に解くことはできない。それでは、受からないのです。大学受験には、制限時間があることを忘れてはいけません。

まちがい その②

 

各科目の指導に関しては、学校にも、優秀な先生がいます。指導方法をよく研究されている先生もいるし、熱心な先生もいる。これらの先生にも、協力していただくに越したことはありません。

 

しかし、先生自体は優秀でも、「進学校でしか教えない先生」という先生は、公立高校ではあまり見受けられません。難関大学に数多く行くいわゆる進学校で教えているときもあれば、転勤で、大学進学者がほとんどいない高校で教える場合もあります。

また、授業を行うことは、先生の仕事の一部でしかなく、学校での行事や、部活の顧間、就職や専門学校への進路相談など、多忙です。

ですから、その事情を十分に把握したうえで、協力してもらわなければなりません。

 

だから、受験勉強の戦略は、あなたを総合的にプロデュースしてくれるプロのコーチとともに、プランを組み、日標の大学に向けて、現実的に考えていきます。その上で、問題集で分からない箇所をそれぞれの先生に聞く、ということを徹底しなければなりません。

「質問」は、具体的に「狭く」することが大切

 

例えば、「生物の遺伝が分からないのですが……ど

というような質問は、質問が大きすぎて、各科目の先生に聞くべきではありません。

もちろん、先生はこう答えてくれるでしょう。

「この参考書をやりなさい。この問題集をやりなさい。」

しかし、あなたは、生物だけやれば、いいのではありません。英語も、数学も、日本史も、古典もやらなければなりません。それなのに、そのまま、素直にその問題集を始めるとどういうことになるでしょうか。

数学や、英語の勉強時間が取れなくなるのです。

ここが、受験勉強の最も難しいところです。バランスをとるのは、容易なことではありません。

各科日の先生にそれぞれ勉強のやり方を聞くと、量が多くなりすぎて、消化不良を起こします。結局、成績は上がりません。

その科目の先生は、あなたのことを真剣に考え、熱心にアドバイスしてくれます。ただし、それは自分の担当している科目についてだけ。 一方、あなたは、たとえ、第一志望の大学の入試科目だけに絞ったとしても、やることが山積みです。

「素直で、熱心な先生」は、中学生を対象とした塾では、生徒からも、父兄からも多大な支持を得ます。

しかし、大学受験においては、質、量ともに、 ハイレベルなため、「熱心に」「努力して」点数がアップするわけではありません。

ですから、難関大学に合格するためには、「戦略的で、現実的で、クールな先生」がベストといえるでしょう。

 

想像してみて下さい。

高校入試は、中学のときのクラスの95%以上の生徒が受験しました。だから、とにかく他のクラスメイトより、「頑張れば」成績も上がりました。

一方、大学を、それも上位の大学を一般入試で受ける人は、高校生全体からみるとそれほど多くありません。しかもそのうちの多くは、意識が高く、すでに努力している人たちばかりです。ですから大学入試を目標に勉強している人にとって、長時間受験勉強すること、努力することは、あたりまえなのです。

それがなければ、難関大学には受かりませんが、それだけでも受かりません。

あと必要なことは、何なのでしょうか。

 

それは、「戦略」です。

「戦略」とは何でしょうか。

 

それは、順番です。

どれをどのように、どういう順番で行うか。

総合的に、具体的に、かつ、現実的にプランニングする必要があるのです。

 

 

まちがい その③

やり方は変えなくても、参考書を変えれば成績は上がる

 

こんなことを言う人がいます。

「私は今までの勉強方法を変えたくない。自分の勉強のやり方について、とやかく言われたくない。参考書がよくない。参考書を変えれば、成績は上がるはずだ。」

このような発想の人は、実に多い。人は、変化することを嫌う。新しい方法に挑戦すると、今よりもさらに自分の負担が増えると考えるからです。

 

しかし変化を恐れてはいけません。

あなたの手の届くところに、簡単で確実な方法があるのですから。

 

 

まちがい その④ 

なかなか大幅には、成績が上がらない。

 

そんな場合、思い切って、勉強方法を変えてみることが必要です。

無難にコツコツやっている人間は、小さくしか成績が上がらない。人がやっていない方法でやれば、大きく成績を上げることができるのです。

学校の勉強を全科日、 コツコツとやっている人を批判しているわけではありません。

大きく成績を上げることができれば、あなたも、家族も、学校の先生も、予備校の先生も、幸せになれる。さらに、第一志望大学にも合格できる力がつくと、言いたいのです。

では、どうすれば、成績を大幅に上げることができるのでしょうか。

答えは、「成績の上がる仕組みを知る」ことです。そして、それを納得した上で、実行することなのです。

しかし、成績の上がる仕組みを知り、納得することは、容易なことではありません。さらに、それを実行する人はほんのわずかです。だからこそ、ライバルの受験生に差をつけることができる。つまり、第一志望大学に合格することが出来るのです。

とはいえ、以上のようなことを知っているか、知らないかだけでも、大きな違いがあります。知らない人は、これらのことにさえ、気づいていないのですから。「成績の上がる仕組み」を自分だけで実践するのは、容易なことではありません。

しかし、それを分かっているヒトから、4〜5日間集中的に指導を受けることも、確実に身につける一つの方法といえるでしょう。

 

想像してみて下さい。

合宿などで、勉強方法を体にしみこませた。成績の上がる仕組みがすでに出来上がっている。「成績の上がる仕組み」を知り、納得した。

いったん身につけてしまえば、あとは自信を持って、それを継続していけばよいのです。たった5日間程度の集中特訓がきっかけとなって、数力月後のあなたの成績がダーンと伸びるのです。

それは、単に、わからないところを解決したからというだけではなく、勉強方法そのものを改善したためなのです。

それでは、成績の上がる仕組み、成功の法則の一部をお伝えしましょう。

 

 

関連記事

  1. 1-1 勉強はしている。がんばっている。

  2. 1-6 成績の上がる仕組み

  3. 1-4 これまでの「思い込み」は通用しない

  4. 1-2 成績が上がれば、ほとんどの問題から開放される

  5. 1-7 実践する人だけが生き残る

  6. 1-3 受験生の悩みは深い