はじめに

はじめに

 

A君は、私が伝える方法を実行し、6か月で、全国模擬試験の校内順位が、50番台から、2番になりました。なかなか追いつけなかったB君にも、その半年後には、追いつき、その後、B君に抜かされることはありませんでした。

K君は、受験まで8か月という状況で、最下位に近い成績でした。その高校からは、国公立大学に毎年4人〜5人くらいしか合格していない。彼は、223番でした。中一レベルの英語からやり直し、八か月後、国公立大学に合格しました。

「彼がどうして受かったのだろう?」その高校では、暉になっていたそうです。

 

私が、ちょっと、アドバイスをしたところ、多くの生徒が、短期間で成績を上げています。

 

「なぜ、多くの生徒が、成績を上げることができるのか?」

 

理由は、誰にでもできる簡単な勉強方法だからです。

 

「そんな勉強方法があるはずがない。あったとすれば、生徒の誰もの成績が上がってしまうのではないか?」

 

そう思われることでしよう。

 

もっともなご意見です。

しかし、私自身が自ら実践して難関大学に合格し、私のノウハウを実践した生徒も同じように成功していることは、紛れもない事実です。

成績を上げるのは実は簡単。その方法を知っているか知らないか、ただそれだけの違いなのです。

 

オイシイ話を聞いたときに、人は、二通りにわかれます。

 

「そんなこと、本当かなあ?」と最初から疑って、見向きもしない人。

「確かに、そういう方法の方が良いかもしれない」と、とりあえずは、受け入れて実行してみる人。

 

残念なことに、多くの人が、自分の問いたことのないことを聞くと、背を向けるのです。

これは仕方のないことです。これまで行ってきた自分の方法を否定して、新しいものを積極的に取り入れることは、大変な労力がいるからです。

これまで行ってきた自分の方法をそのまま維持していく方が、楽なのです。

 

受験生も同じです。「成績をアップさせる方法があります」といわれて見向きもしない人と、とりあえずは、言われたことを一度は受け入れ、実行してみる人がいます。

実際、8割の人は、背を向けます。いくら成績が上がらなくても、今、行っている勉強方法を変えようとは、なかなか思わない。だから、受験生がみんな成績アップしてしまう、ということにはならないのです。

 

あなたの日の前に、大学受験に最適なやり方の書いてある本があります。

しかし、「こんなうまい話があるはずがない」と、最初から見向きもしない受験生であっては成績を大幅にアップさせることはできません。

 

今、成績を伸ばせる人の共通点はひとつです。

 

「毎年毎年、結果が出ている方法に耳を傾け、貪欲に自分の勉強方法の効率化をはかっていく人」

 

あなたは、もう分かっているはずです。

 

20年前と比較しても、生徒数が激減している。それにもかかわらず、センター試験の受験者数は、毎年、あまり変わりません。

 

大学は「全入時代になる」と、いわれています。確かに、レベルを問わず、単に「大学に入る」ことだけが目的なのであれば、「受験勉強」に追われなくても、高校生活を満喫して、すんなりと合格できる大学が増えているのもまた事実です。

しかし、その一方で、国公立大学や、難関といわれている有名私大の場合は、ますます難しくなっています。ハイレベルの生徒にとっては、まだまだ大競争時代です。

この本では、後者の受験生のために大切なことをお話していきます。